しめ縄

●ゴボー飾り

 

御霊を宿す神聖な境・領域を区別するために奉り、周囲の汚れを清め、災いなどの侵入を防ぐと言う意味があります。

・太い方を向かって右に掛ける(入船飾り)

・中部地方では逆に掛けます(出船飾り)

 

2尺=約60㎝

2尺5寸=約75㎝

3尺=約90㎝

 

●しめ飾り

 

注連縄は、年神様(実りや我々の命をくださるありがたい神様)がおいでになる時、自分の家が神聖な場所ですよと知らせるためにしめ縄を張ったのが始まりと言われています。 
現在では神域と現世を隔てる結界の役割を意味しています。
結界とは簡単に言うとバリア見たいな物。
注連縄はこの二つの世界の端境や結界を表し、場所によっては禁足地の印ともなっています。
家々の門、玄関、出入り口などに飾る注連飾りも、この注連縄の一形態であります。


簡単に言うと、自分の家は聖地でそこに神様を迎えるための目印!!
しかし迎えるために開けっぱなしだと、邪悪な物も入って来てしまいますので
神様だけが通れるバリアを張っている!!

それが注連縄と思って下さい!!

 

こちらの方でも少々書かせて頂いておりますのでぜひ♬

 

縄の大きさは、4寸、5寸、6寸と大きくなっていくのですが、スーパー等の外国製はなぜか足の長さで大きさ分けをしているのが多いです。本来は真ん中の丸(玉)の大きさの事を言います。足の長さは作る方の癖で長い人もいれば、短い人もいますが、玉の大きさはちゃんと寸で作ってあるんです!!ちなみにこの玄関飾りは別名『玉飾り』とも呼ぶ事からも分かると思います。日本文化なので、海外からの間違えてる逆輸入日本文化に惑わされないようにしましょう♬

 

4寸=約12㎝

5寸=約15㎝

6寸=約18㎝

7寸=約21㎝

8寸=約24㎝

尺=約30㎝

 

●様々な意味合い

 

●海老  

音読みで「カイロウ」と読みます。古くから「偕老同穴の契り」と言う言葉があります。これは、夫婦が仲良く長生きをし共に老いるまで連れ添うと言う意味です。この「偕老」と「海老」をかけたものです。

 

●橙(ダイダイ)

「代々」の意味にひっかけ、孫子の代までの繁栄を願う意味があります。

 

●ゆずり葉

ゆずり葉は、新しい葉が成長してから古い葉が落ちるので、子孫存続の願いが込められています。

 

●水引

吉凶共に用いられるが、吉事には主に紅白、金銀を使います。吉事は再び起こるようにとの意味を込め、輪結び、あわじ結びで結びます。

 

●扇

別名「末広」と言います。末広がりの意味で、繁栄を意味し縁起がよいとされています。

 

●裏白(ウラジロ)

裏がない。神に仕える身は潔白だと言う意味と、白髪になるまで長生きを願う意味があります。

 

●昆布

昆布は成長が早いことから、健康を願う心を込めると言う意味と、「よろこぶ」と言う音にもかけて使われます。

 

●鯛

これは「めでタイ」と言う意味で使われます。

 

●鶴亀

長生き「長寿」と言う願いで使われます。

 

ところでお正月飾りはいつ飾っていつしまうの?

▼年末までに飾り付けを済ませるのが一般的ですが、大晦日は「一夜飾り」と言って、せわしなく神様を迎えては失礼にあたります。大抵は30日までに飾り付けるのがよいとされています。29日は「苦立て」と言って避けられてきましたが、最近では「29=福」とし縁起がいいと考えられています。
▼しまうのは一般的には7日までとするところが多いようです。15日までの地方もあり、正確にはまちまちのようです。

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